火事場の安否確認

-- 刑事さん、あの人です。--

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お祭りへいった

 My religion requires me to take three sabbatical days in August and December. I cannot come to work on the days.
 
 昔,購入した書籍にそういう文言があった.
 
 
 平成廿壱年の大晦日午前,大井町のバーガーキング (人生初) でバーボンワッパーを食い,りんかい線に乗った.
 大井町の駅に着いた時点で,周囲には既にアレな人々が溢れていたが,電車内では一層その傾向が増し,祭りの気分が高揚する. 近頃は,特にレイヤーには普通にかわいい人も多いですよね. 学生の頃などは,ネットで無作為にコスプレ写真なんか見た日にゃ相当激しく胸を打たれ,研究室の他人のスクリーンセーバーをそれらの写真に差し替えて悪戯したりしたもんだけれども.
 すぐそこの3人掛けシートに陣取った高校生3人組も,喋りがあからさまに腐女子トーンで,やや可愛くややエロい格好. これもだこれもだ,と思ったが,よく会話を聞いてみると,若い身空で延々と渋谷陽一の話をしている. どうも筋金入りの幕張らしい.
 
 国際展示場駅は,壁から柱,自動改札機に至るまでアニメ絵で埋め尽くされていた. さすがにもう正午前だったからか,思ったほどの人ごみではない.
 駅を出た途端,師走の寒風に迎えられた. 強力な冷風を顔に浴びて目が開かない. 平時に増して細い目で覚束ない視界の中,体にピンクの布団を巻きつけたような姿の二人組が目の前を歩いている. 不意に,山形マット死事件のマットってこんな感じだったろうか,と思う. デブ(失礼)のロリ冬装備は厳しいな.
 大階段を上がり,風に吹き流されるような格好でカタログ販売テントに漂着し,1冊購入. 少なくともこれで記念品ができる,と思いながら平積みされたカタログの山に手を伸ばすが,おや,これはどこまでが1冊だ? WF カタログ同等の寸法を想像していた私は,何気なく山の頂上から1cm 下りたところに指をあてがおうとして肩透かしを食った.
 ちょっとしたタウンページほどもあろうかという書物を荷に得たことで,この日は諸事情により制限したペイロードが瞬間的に埋まった. 持参した2kg の一眼レフ (ストロボとかつけてるわけじゃなくて標準ズームのみ) はその後,常に抜き身で手に持つハメになる.

← WF カタログとの比較 (なぜか2005年)

 さて,会場に入ると,入場者・退場者ともにワンフェス (以下,WF) の比ではない. というか正午の時点で既に会場を後にする人々が群れをなしていたのに驚いた. 大晦日だから次の予定があるという向きも多いのだろうか.
 ホールへの移動中,非常に見覚えのある格好をした人が視界に紛れ込み,ハッと思って振り返ったのだが,あれはティッシュ姫コスだったんだろうか. 長門ベースのコスチウムに例のマフラーを巻いていたけど,背は160cm もあるかないか. ニーソだったかどうかは記憶にない. マスクはしていた気がする.
 人の波に乗っかっているうち,体が自動的に東ホールへ運ばれたので,いったん動線から外れてタウンページを開いた. が,カタログを見たところで私はサークル名を知らない. 3秒ほど記憶の海を,否,疎らに間引かれた林といった方が妥当であろう脳内を捜索して,「TSUKASA BULLET」 と 「なかよひモグダン」 を思いついた.
 前者は司淳さんのサークルだ. 初めてWF に出したネタがここのキャラクターである 「皐月」 だった. 後者は巨大な乳を持つ淫乱な綾波 (モグ波) さんでお馴染みのサークルだ. これをWF に出すと売れるような気もする. どちらのサークルもカタログの一覧に見つけることができた. 他になんかねえかな,と思ってカタログをパラパラめくると,いろいろな大学の名前が大量に載っていることに気づいた. 私の出身大学も,学校名の略称と正式名称をそれぞれ冠したサークルがいくつも出展しているらしい. そうかそうか,WF でもたまに 「ナンチャラ大学模型部」 みたいなところを見かけるが,さすがに数が違いすぎるな. 同行者 (以下,(@▽@) ) の出身大学サークルもいくつか見つけたので,とりあえず4サークル分の卓番を覚えて移動を始めた.
 
 最初に向かったのは 「TSUKASA ~」 だ. ガレリアを挟んで反対側のホールになる. いわゆる壁サークルというやつのひとつで,入り口からは最も遠い. ところによっては,一方通行を呼びかける交通整理が立つほどに混雑した会場を牛の歩みで進む. 不意に右前方の人垣が割れ,その先から両手を挙げて必死の形相をした人間の二列縦隊が突進してきた. 大いに仰天するとともに生理的な恐怖を感じて足が止まるが,落ち着いて見ると挙手は片手であり,表情もどちらかと言えば目が死んでいる. どうも順番待ちの行列を移動させているようで,その後は同様の隊列をそこかしこで見かけたけれど,まあ一般的に見れば異様な風景だろうとは思った.
 「TSUKASA ~」 の方角に針路を修正しながら行軍していると,空気の豊かな地域に出た. 突如として遠くが見渡せる. 宅の内側に座っているのは女子ばかり. 辺り一帯,女子ばかり. そうか,ここは腐女子のカタマリか! 申し遅れましたが,なにぶん一般人の初参加だもんで,チョイチョイ引っかかる表現があるかもしれませんが,ある程度同種の人間が見た率直な感想文であって,敢えて良くも悪くも書くつもりはないのです. で,移動の容易い腐女子ゾーンを抜けたら第一チェックポイントについた. 俺が知ってるくらいの大手だから並んでるのかな? と思ったけれど,人っ子ひとりいない. もしかして売り切れかしら? と思って近寄ったが,そういう感じでもないらしい. えっと,宅に座ってるこの人は司淳さん御本人だろうか,とか思いながらパラパラ見せていただき,買った. 「皐月作ったんスよー」 なんて告白してみようか迷ったが,ちょうど後続の人も来たし,ま,いっか,と回れ右. ここは泉こなたさんが言うところの 「緑の印のサークル」 ですね. と思ったけれども,私の買った本は夏にも売ったものらしいのですね.
 そのまま壁に沿って歩いていると,見覚えのあるサークル名があった. 「はぽい処」 という. あ,聞いたことある,と思って見せてもらう. 線の細い綾波さんがまぐわっていたが,あまり知っている絵という感じもしない. どこで見たかな,とそのときは結局分からず仕舞いだったけれど,後で調べたら岡崎武士さんのところでしたね. WF でも有名どころ?だった.
 ここで再びガレリアを横断して東456 へ. ムンムンと人の群がる中心部の様子を見てしまうと,もう壁から離れる気力が湧かない. 往生際悪く壁際の整地作業をしていると,またも見覚えのある名前が. 村田蓮爾さんだ. そうだ,この人がいたっけ. サークル名を知らないので思い出しても探せなかっただろうけど. そしてすぐ隣には 「原田屋」さんの看板?を持った人が. 立て続けに見知った絵を発見して俄に元気づく.
 村田さんのところは,引っ切り無しに訪れる客が並列処理されており,バックヤードに大量の在庫が山積している. すげえなこれは. 1日で何冊出るんだろう,と感心していると,(@▽@) が 「買う」 と言い出して列に加わった. 列には,比較的普通に見える男子や女子も大勢おり,並びやすい雰囲気だ.「買った」 と言って戻ってきたところで値段を尋ねると1500円だという. たっけえな. こりゃ1年の締めに良い商売だ.
 続いて原田屋さんを見ようと,数人がタムロしている卓の前に向かうが,あれよあれよと後続が集まってしまった. なんかもう 「ちょっと見せてくださ~いパラパラ~」 などとやる雰囲気ではなく,私は知らぬ間に行列に組み込まれており,速やかに購入して即座に離脱せよ,という状況に遷移していた. ええと,ここは1冊 ...300円? 安いなぁ,じゃ買わせていただきましょう,と購入.
 特に目的の買い物があったわけではなかったが,なんだかんだで土産ができて十分満足する.



 残るはモグダンと大学サークルだ. これらは西ホールなので長距離移動になる. 再び人波に乗って押し流されていると,前方にコスプレ広場的な看板が出ており,寄り道することにした. ここも軽く渋滞気味だ. 案内に従って屋外に出ると,道端で早速ブルマのお嬢さんがスタッフに何かを尋ねている. 我々の前を歩いていたファンの方がこれを後方から隠し撮る. いやー,趣深いですね. 早く進めよ,後ろがつかえてんだから.
 コスプレ風景はWF でも見慣れており,長尺物や露出に対する規制がより厳しいとも聞くので,特にインパクトを受けるようなことはないが,人だけは矢鱈と多く,囲みで撮っているケースが多い気がする. もうとにかくごった返しており,身長が2m くらい欲しい. しかし,がんばってその場で牛乳を飲んで2m になっても,もしくはライヴヴュ~を使って手を2m の高さに伸ばしても,余程アップにして位置取りを探らない限り不要な人物が写り込むし,構図も似通って構えも不安定だ. 結局ロクに撮りもせず早々に引き揚げてしまった.
 
 西ホールは東よりもずいぶん空いている. モグダンブースに辿り着くと,そこはまったく閑散としていて,すべての売り物がはけて見本誌のみが2冊,卓に乗っていた. せっかくだから見本誌だけでも見せて貰いましょうか,と思ってブース内を見遣ると,何か非常に場違いな中高年者風が3人ほど寒そうに座っており,くたびれた丸い背中をこちらに向けて,流行らぬ診療所の待合室といった風情を醸し出している. 関係者なのかどうか判断がつきかねたが,一応,声を掛けると,怪訝そうに振り向いて,シカトされた. 後で知ったことだが,この3人はどうやら,モグダンさんと御両親だったんだそうな. 老いた両親が息子の描いたエロ本を売る図は恒例になっているらしい. ははぁ.
 見本誌をパラパラとめくる. やってることはいつもの調子だが,綾波さんがプラグスーツを着ている! これは初めてなんじゃ? 何で知ってんだ.
 ハァハァ軽く勃起して 「...ふぅ」 と見本誌を戻すと,横で,読み取れぬ表情をした(@▽@) (女友達)が食い入るように熟読している. 以前,エロゲーが大好きでヲタに混じって自らエロゲーを買いに行き,Fカップ45kg,20歳(8年くらい前)にして既に乳が垂れていると嘆く,いや後半は関係ないが,そういう粋なお嬢さんが知り合いにいたのだが,これもそのクチだろうか.
 微妙な空気を流す暇を与えぬうちに次のチェックポイントを目指す. (@▽@) の母校サークルだが,その隣の卓が結構な賑わい. 廃墟をテーマに軽い写真集やDVD を扱っている. 自然と足はそちらへ流れてしまい,(@▽@) は母校のサークルには目もくれず,あっさり隣でチェルノブイリの写真集を買っていた. 見れば周りはみんな廃墟サークルで,一定のメジャージャンルを形成しているといってよさそう. きっと工場とか団地なんかもいっぱいあるんだろう.
 この辺りの雰囲気は先程の東棟と一線を画していて,基本的に売上は度外視で,誰に阿ることもなく気を遣うこともなく,やりたいことをやってる皆さんが集っている模様. いや,エロもやりたくてやってんだろうけど. 次に来ることがあったら,もっと時間をかけて見回ろう.
 続いて,我が母校のサークルが出展する方面へ向かうと,そこは各大学の漫研が犇めく一角だった. 悪く言えば十把一絡げの様相である. 一般大学の漫研において,毎年コンスタントに画力・センス・マーケ・商才などに長ける人物が在籍する訳ではないから,売り物の質も概ね低めで,熱心に足を止める客も多くはない.
 思うに,この付近をフワフワと揺蕩う客は,我々と同様,出展サークルの学校に何らかの所縁を持ち,後輩もしくは先輩・同輩の様子を覗き見てやろうという人間が大半なんじゃなかろうか. 狭い卓の中に2,3人がこぢんまりと収まり,客も活気もなく稀にクローズドなコミュニケーションを営む様は,まるでWF におけるウチの姿を見るようじゃないか. 嫌なことを思い出した.



 この時点で時刻は14時を回っていて,だいぶ気は済んだものの,初参加であることだし次があるかどうかも分からないので,ひとまず一通り回ろうと思うと,残りは企業ブースだ.
 案内板を見つけてそちらへ歩いていたら,第二のコスプレ会場への道が開かれた. またも寄り道を決めて現場へ向かうと,西棟の屋上に出た. ここだここだ,ネットでよく見かけるコスプレ写真の背景はこの場所だったんだ. WF はビッグサイト時代でもここが会場になっていなかったから初めて来た. 快晴の空の下,冷たい海風に吹き晒された屋上に,ケバケバしく色とりどりの頭が蠢いている. 最近のアニメやゲームのネタは殆ど分からない. 腕章をした制服(ハルヒじゃないよ)ぽいのや,黒タンクトップに軍パンの男などを複数見るが,さっぱり分からん. ミクやリンレンの大群がいて,本人たちが盛り上がっていた. 山下しゅんや版アヤナミとか,ぐりむろっく版アスカとか見かけた気がする. あまり撮影欲も湧かないまま,おそらく膨大な数の写真にフレームインして,自分の童貞ヅラがネットに晒される危険だけを着々と稼いで回るうち,コスプレ時間終了の触れが出た. お開きモードに乗じて退場.



 改めて向かった企業ブースでは,特に愉快な発見はなかった. ホールの一角で,きゃんきゃん喋ってるアニメ声を群衆が取り囲んでおり,ラジオの公開録音でもやってんのかなと適当に思ったが,あまりの人だかりで何も見えなかったので,実際は きこうでんみさ に集団でcumshot でもしていたのかもしれない.
 実はこの企業ブースにはなかなか辿り着けず,エスカレータ脇で声を張り上げて交通整理していたスタッフの方に道を尋ねたのだけれど,この人が頗る丁寧に教えてくれたのが印象的だった. 良い気分になった. 他にも,会場内で2回ほど,分かりやすい形で人と衝突した際,2回とも即座に「すいません!」と詫びられて良い気分になった. もちろん私も癖で反射的に 「ごめんなさい!」 とやるのだが,WF ではぶつかっても謝られた試しなんかまったくないけど,偶然だってことは分かってます.
 
 後半は人ごみ疲れもあってか多少尻すぼんだが,概ね満足して会場を出る. また来たいかと言われれば,どうだろう.
 日も傾いてすっかり寒くなった. 途中,何も遮るもののない道端で,すぐそこのヴェロ~チェから出張販売に出たお姉さんが3人,吹き荒ぶ風の中でヤケクソになって,コーヒーを買ってくれろと絶叫していた. 角のサンクスで ほっとレモンを買った.



 この後,ビーナスホートのアウトレットを冷やかして焼きカレーを食い,大江戸温泉物語の大広間で年を越すのだが,その話はまた今度書くかどうか知らない. 書いてもこんなに長くはならない.
 
 書き忘れたけれど,上記イベントの名前は 「コミックマーケット77」 という.



【追記】
 腕章制服コスは 「とある科学の超電磁砲」 だった. あー, 「ジャッジメントですの」 ってやつか. こないだまで普通に 「ちょうでんじほう」 て読んでたや.


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  1. 2010/01/11 (Mon) 12:26:57|
  2. 与太話

原型あがり

 fg と変わり映えしない内容で恐縮ですが,あがりました. 現在,鋭意粘土埋め作業中です.





 尻コーンとキャストが不足していたので,資材調達のためアキバヨドに寄ったら尻コンが売れ切りだった. がちょーん. 今まさに,東京都民の約2割が,WF に向けて量産作業に精を出しているのだと考えて連帯感を得る.
 アキバの他の店は既に閉まっている時間だったので,カメラ売り場に現実逃避して,E-P1/2 をいじって帰りました. シリコンはネットで調達.

 夏のWF のとき,(゚…゚) 君がザクティで撮った,「会場入り~設営」 動画や,俺のコスプレ撮影動画の臨場感が愉快だったから,いや後者は要りませんが,いや要らなくはないがっていうかコスプレしたのは私ではなくて,私はコスプレを撮影する側ですよ. 呂蒙子明さんとかを. だから次回も撮りたいような気がするけど,いやコスプレじゃなくてそんなような動画を. ところが手持ちのコンデジ (○コーGX1○0) は動画性能がクソと言う他ない. とりあえず何を映しても盛大にスミアが出る. HW の制約を抜いても,露出・WB・色再現のアルゴリズムがウムコで,実機評価もロクにやってないはず. 一方で以前,EOS 5D2 に70-200 をくっつけて望遠で撮った花火の動画を見て,業務用カメラですかっていうくらいシビレてしまい,また泣きそうになったんですが,コンデジと5D2 の間を取ってマイクロ4/3 という選択は幸せだろうか. もちろん,動画を最大の目的としてデジカメを選ぶわけじゃないけれど. しかし,オリンパスはノウハウがないところでどの程度の動画性能を実現できてるかを知らず,パナは所有欲が湧かない. レンズのレベルもニコキャノとは違うしなァ. もっとも,(゚Ω゚)さん (=futeneさん) が鼻血を噴いて忙しなく飛び回りながら うしじまさん を激写してるとこなんかを5D2 で撮っても機材が勿体ない,そうじゃなくて深度が浅すぎて使えないと思う. やっぱり全般的な使い勝手ではカムコーダになっちゃうのか. とりあえず職場からカムコーダ借りてこっかな.
 
 そういえば,今回はここにきて 「○スモリブ○ (真面目に調べてる人を邪魔しないための伏字)」 の検索ワードで流れてくる人が大勢いるみたいです. WF の新作複製依頼はさすがにもう締め切ってると思うけどなー.


  1. 2010/01/16 (Sat) 02:29:46|
  2. - 007 ナルガ
  

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